歯に力をかけて歯並びを揃えていく治療なので、多少の違和感を覚えることはあります。

しかし、従来のワイヤー矯正と比べた場合、マウスピース矯正の方が痛みを感じることは少ないと言われています。
装置が擦れて口内炎ができてしまうような二次的なトラブルは起こりにくいでしょう。

上顎前突、下顎前突、叢生など、不正咬合にはいろいろな種類がありますね。
クリアコレクトは「この症例には対応できない」という取り決めはありません。

しかし、症例の度合いによっては治療が難しいケースもありますので、まずはお口の検査をしてみましょう。

そもそも「健康な歯を抜く」ということ自体をデメリットと考える方も多いかと思います。

そのほかにも、顎が疲れやすくなったり、骨格が変化していびきがひどくなったり、噛み合わせ以外の部分でデメリットが現れる可能性があります。

取り外しのタイミングは患者さんの自由ですが、1日22時間の装着が必要なので、しばらくの間装置を外して過ごす…といったことは難しいかもしれません。

お食事やブラッシング、大切なイベントでどうしても外さなくてはならないタイミングなど、必要な状況に応じて調整されてみてくださいね。

もし虫歯ができてしまった場合は、すぐに当院へご相談ください。
当院は虫歯治療や歯周病治療といった一般的な診療にも対応できます。

必要な治療を行い、お口の健康状態を改善した上で、また矯正治療に取り組んでいきましょう。

治療を行うかどうかは、矯正相談の内容によって決めていただけます。
相談したからといって必ず治療を受けなくてはならないということはありませんのでご安心ください。

治療内容、タイミング、費用など、患者さんのご都合をしっかり考慮いたします。

顎が正しく成長できないと、歯並びの乱れはもちろん、お顔の雰囲気にも大きな影響を与えます。
また、うまく鼻呼吸ができず口呼吸になってしまう、気道が狭くなっていびきをかくようになる、姿勢が悪くなってしまうなど、歯以外の問題も出てくるでしょう。

床矯正を行うことで、お顔の輪郭自体が大きくなることはありません。
お顔への変化としては、歯並びが良くなることで表情のゆがみを防ぐ効果が期待できます。

プレオルソ自体、適齢期がとても短く、5〜10歳までしかありません。
お子さんとコミュニケーションが取れる年齢という意味においても、5.6歳ごろからの治療が良いとされています。

ムーシールドは、乳歯の時期に正常な顎の成長を促し、反対咬合を改善することを目的としています。
そのため適齢期は3〜11歳と、乳歯列期〜混合歯列期に限られています。

いざ治療を開始しても、お子さんがマウスピースを嫌がってしまうと、予定通りに治療を進めることは難しくなってしまいます。
当院では、無理に治療を押し付けることはいたしません。

きちんと取り組みたいという思いのあるお子さんにこそ、治療を頑張っていただきたいと思います。